4月14日、朝4時に出発して、途中朝日が昇るのを見ながら行きました。
いいお天気でよかった。
常磐自動車道はあちこち盛り上がっていたり、亀裂があったりしています。
高速を下りたところで大渋滞。
私たちの下りたICの先が通行止めだったせいもあるのかも。

家のそばではつくしがにょきにょき伸びていました。
ここだけ見てるとのどかな春で、あの大地震があったなんて嘘みたい。
ほんとに、なかったことならいいのにと思います。

散歩するモモの足元に、小さな白い花。
いつもお花見する公園に散歩がてら下見に行って、その足で小名浜へ行きました。
今の実家はいわき市泉町にあるのですが、私はもともと小名浜生まれ、小名浜育ちです。
母の実家や親戚も小名浜にたくさんいます。

信号機が傾いていました。もちろん電気はついていません。

小名浜港。岸壁です。

こちらも小名浜港。
少しだけこのへんを歩きましたが、割れたガラスが散乱しているところなどあって、そこではモモは抱っこです。
このあたりはよく散歩に来たり、花火を見たりした場所。
揚がった魚をもらったこともあったなあ。
子どもの頃から慣れ親しんだ、私にとっては大切な場所です。

この前来た時モモといっしょに散歩した海岸。釜の前と呼ばれている場所です。
流れ着いたコンテナのようなものが砂に埋もれていました。
左に見える船も、タンクも、流れ着いたものです。
煉瓦風の敷石がはがれて散らばっています。

このへんは敷石が全部はがれてしまっています。
モモは前に来た時のこと、覚えているかな。

大きな岩が崩れて落ちてきていました。
このあとは親戚のある江名方面にちょっとまわったのですが、海沿いの被害はどこもひどく、カメラを向けるのははばかられました。
海のすぐそばの親戚の家と思われるあたりで、両親が車から降りてあたりの様子を見ていると、半壊した家に偶然来ていた親戚と会えました。
私はずいぶん久しぶりで会えましたが、こんなことでなく会えたらよかった。
波をかぶったところはあちこち潮臭い匂いが強くなっていました。
こんなところで、と思うような場所でも匂います。
津波がずいぶん上まで来たのがわかります。
まさかこんなにひどいことになるなんて。
もっと被害のひどいところもあると聞いていますが、そこまで行く気にはなれず、親戚にも会えたことだしと、ここまでで家に引き返しました。
それにしても、あまりにも信じられない光景があちこちにひろがっていて、なんとも言えない気持ちです。
翌15日は気分を変えて、恒例のお花見にいつもの公園に出かけました。
お天気も良く、前の日より桜も開いていて、ほぼ満開です。

モモもいっしょにお昼のおすそわけをもらってニコニコ。

おべんとつけて、どこいくの?

のどかな春。
こうしているとあんなことがあったのが信じられないようですが、消せないことなんだよね・・・とあらためて思います。
でも今は桜を楽しんで。こうしていられる時間を楽しんで。

モモはいつもと変わりなく。

食べたらおひるね。

お花見だから、だんごもね。

満開の桜と。
暖かい日で、青空で、満開の桜の下で、のどかなひとときを過ごすことができました。
でも余震もしばらく続きそうですし、原発の問題もあるしで、これで安心というわけにはいきませんが、みんなで行けて、いっしょに過ごす時間が持ててよかったです。
またしばらくしたら折を見て行くつもりです。